プログレスの太陽とサイン 蟹座・獅子座・乙女座編
今回は7月生まれの長女を例にしてみます。 彼女は蟹座から、獅子座、乙女座、天秤座と学びの設定をしてきたようです!
サイン(星座)の表すもの
・成長とそこへ向かう道筋
・意識の変化の道筋
出生図の太陽は蟹座の17度。
12歳までは「蟹座」の学びをしていて、13歳~41歳辺りまでは「獅子座」の学び、42歳~71歳までは乙女座、72歳以降は天秤座に入っていきます。
詳しくは前回の記事を参照してくださいね。
さてさて。
彼女の12歳までの蟹座の時期は、私が見ていた限りでは透明人でしたね。
「自分を隠す」のに仮面をつけていました。これは家の外に出ると現在進行中です。
外側は社交的にはふるまっているけれど、コアな部分は決して人に見せない…(最もコアな部分を見せている相手は妹です)
自分の殻の中に本来の自分は閉じこもっていて、内側から社会を観察しています。(彼女は月星座が乙女座、ASCが蠍座なので、この洞察力もハンパなく優れています!)
母(愛情豊かだけれど、何のために、いつも母親役を演じちゃう??と考えてみましょう)
⇒1種の防衛かもしれません。相手の世話を焼くことで(先手必勝的に)自分の繊細な中身を守っているのかもしれませんね。
または看護師(本能的に保護しちゃう!)というイメージもあります。
長女は特に「透明人」だったと思うな。
繊細な心を守るのには硬い殻が必要で自己防衛が必要だけれど、自分の素顔を「友達」に見せたこと、あるのかな??
無意識かもしれませんが、いつもいつも四六時中自分の本当の姿を守るために「隠して、我慢して」いると、それが当たり前になってしまい、自分が我慢している、という感覚が鈍くなってしまわないか心配しちゃいます。
蟹座の人は本当に我慢強いので、意識的に「我慢をしない」という選択をしていく練習を積んでいってもらいたい、と感じています。(感覚がマヒしちゃわないうちに!)
長女はプログレスの太陽的には20歳の今は「獅子座」の学びに入っているけれど、蟹座もまだまだ修行中のような。
蟹座の学びは感情や主観性。
これらを学ぶのに、
母、看護師、透明人などを体験しながら繊細な心を守りつつ、本当に信頼できる相手を見つけるためには自分の素顔を家族以外に勇気を出して「見せていく」ことが必要だと思います。そして「見せても大丈夫なんだ~~♡」と自ら感じて欲しいです。
長女もここはまだまだ課題でしょう!!
そして蟹座⇒獅子座の学びへ入り、
感情を内にため込み過ぎると、自分が苦しんでいても誰も気づいてくれない…。(蟹座的)
じゃあ、全ての感情を自分の外側へ出しいってみよう! そして自分のやりたいことを我慢せずにどんどんやっていこう!(獅子座的)
と中学1年生辺りで変換していきました。
ちょうど13歳の夏休みに、英語の習い事(Labo Partyといいます)で夏休みの1か月間をアメリカ・テキサス州の愛ある一家の元でホームステイの体験をしたのです。Laboに入ったのは9歳の冬。周りの子達は幼稚園入園辺りからLabo初めている子が多い中で長女は年齢的にギリギリセーフという感じでした。
未就園児~大学生という縦長の仲間で英語劇をするものなのですが、おままごと遊びを恥ずかしがるようになってきてしまってからでは「英語劇」に入り込めないのです。
入会してから始めの1年間は、週1回の活動時に1回も発言しないという奥手ぶりでした…。(なんといっても防衛本能が人一倍強い太陽星座蟹座&繊細な月星座乙女座ですからね笑)
そして4年が過ぎ。
とうとう1か月間のホームステイ。飛行機にも乗ったことのない子が、まずは数人の仲間と共に成田空港へ!(名古屋駅で涙の見送りをしましたよ!懐かしいです笑)そしてアメリカへ!
いきなり両親無し、周りに日本語が話せる人無し、の家庭へポーン!と放り込まれたのです。
でも。これが良かった!! 彼女はこれが大きな転機となり、獅子座を開花させていきましたよ。
ホストは3歳年下と5歳年下の姉妹。長女にとっては自分の従妹と妹と遊んでいるのと同じ感覚になれたと言っていました。獅子座の無邪気さ、子供の部分を全開に、1か月間宿題の心配もせずに(帰国してから大変でしたが笑)遊び惚けてきたのです。そして13歳で広い世界を、日本みたいに細々とした制約も受けず、堪能してきました。
獅子座の子供を全開にし、
純粋な自己肯定や「今」という瞬間を劇的に楽しむことをそのまま体験出来たのです。そしてアメリカでは自己表現をしないと相手は汲み取ってくれません!これが長女の「獅子座」の学びの始まりです。
獅子座にはパフォマーの一面もあります。
これをLaboと高校3年間の合唱部で大いに発揮してきました。
観衆へ向けた創造的表現をする喜びを味わったのです! 女優もいけるのではないか??という「入り込み」ぶりを発揮しています笑。
もう1つ、獅子座の最も困難なイメージは王または女王。
大きな存在感、カリスマ、周囲から尊敬と愛情を得る存在ですが、これは一歩間違えると専制君主になってしまいますからね。大らかさ、寛容さ、度量の広さを併せ持つように成長していけるととても力強いリーダーシップとなれる要素です。長女の成長ぶりが楽しみです!
そして42歳以降は乙女座の学びへ。
彼女は月星座が乙女座なのでこれはお得意ですが、太陽乙女座はエネルギーとして乙女座要素を使います。
奉仕者 社会や周りの人へ、人助けを通じて自分の能力の表現を洗練させていくのでしょう。
完璧主義者 何事も正確に見る能力に長けています。
分析者 とても鋭い知性と観察力です。どんなことでも解決策を見いだせそうです。身近に一人居ると心強いですね!
このようなエネルギーの使い方の要素を、40代以降学びながら社会へ還元していくのでしょうね。ちょっと目に浮かびます。どのイメージも充実感と成長に繋がっていきそうです。見守りながら検証を楽しんでいきたいと思っています。
ここで大事だと思うのは謙虚さを失わないことかと思います。乙女座が批判的だとイメージがついてしまっているのは、自分の正しさ、能力、自分は完璧に頑張ってやっている、という部分からにじみ出るオーラが、周りの人達にそんなイメージをもたらすのでは?
乙女座が「出来る人」なのはその通り。ただ、すべての人に乙女座の部分はありますが、そこが強調されていなくて別のサイン(星座)の学びに重きを置いている方々もたくさんいますからね。
次回は天秤座~射手座をご紹介しますね!