前回は、私が自分の内側と対峙した際に明らかになった、自分の持つ「コントロール性」と出生図内の「アセンダント上のノーアスペクト冥王星」について、私が腑に落ちたこと、3次元で自然に変わってきたことについて書きました。
今回は、さらに内側と向かい合っていった際に出てきた、
病気明け退院後の娘の送り迎えをずっと続けていた私の行動と自分の内側、葛藤について
魚座の金星(6ハウス在)がアセンダントにクインデチレ(165度)というアスペクトをとっていることでの、私の場合を記しておこうと思います。
10か月間、ほぼ病棟内で過ごしていて、病院に住みながら?学校へ通える時期は常に車で送迎。
外の世界の気温の変動を感じるのは一瞬。
夏に退院し、名古屋は相変わらず猛暑で。
高校生の夏休みはお盆を挟んで2週間ほどが夏休みという感じで、あとはせっせと補習で登校。
大腿部を手術し歩行が万全ではなく、膝もまだ90度ほどまでしか曲がらなかったのと、自転車禁止令が主治医から出ている娘は松葉づえで最寄り駅まで歩くことになりました。
左脚にはなかなかがっしりした装具を付けて
体力も落ちているし、歩行速度はまだゆっくりだし、装具も付けてとにかく暑い…。
送ってーーーという事が増えてきて、そう言われるとついつい送ってしまう私…(汗)
主治医の先生からは、術後1年がリハビリの頑張り時で、最も元に戻れる可能性が高い時期で、とにかく歩いてよ!!歩いてよ!!と言われ続けてました。手術をしたのが1月で退院までの半年はあまり歩けなかったので、退院後の半年が勝負の分かれ目。
リハビリも夏休みはほぼ毎日通っていたし、2学期が始まってからも週2回は通っていました。
でもこの猛暑がキツイのは分かるわ~~と、送迎に勤しむ私…。
秋の間は頑張って歩いていた娘も、
季節が秋から冬へ進むと、今度は寒い!! 送ってってーーーと言い出しまして。
そうするとやはり送迎してしまう私。
こんな感じで1年があっという間に過ぎました。
2020年夏には私の中は、モヤモヤ~ モヤモヤ~。
送迎って、常に時間を気にしてなきゃならないし、自分の時間が細切れでしか取れない。
朝送る(始めは最寄り駅までだったのが、猛暑と真冬は学校前までになってた…)
家事する
仕事(10時~13時)
迎えにいく(リハビリの日は3時には学校前)
家事する
就寝
こんなタイムスケジュールで一日、一週間、一か月、一年、があっという間!
モヤモヤ~、モヤモヤ~
何がモヤモヤしてるんだろう?と思ってはいても、理由は全く分からず。
母として、病気明け、脚が万全ではない娘の送迎をするのは「当たり前!」って思ってたから。
でもね! ココだったんですよね~
6ハウスにある魚座の金星が、アセンダントにクインデチレ。
魚座金星について考察します
魚座: 情緒的、献身的、自己犠牲的、優しさ、大元への回帰、ワンネス、インスピレーション、共感、豊かな想像力、奉仕、自分と相手との境界線が曖昧、癒し、浄化、本質の理解、などなど
金星: 美的感性、芸術性、人との関わり方、喜び、心地よさ、愛、などなど
これが出生図6ハウスに入っているので、6ハウスの領域でこの魚座金星を成長させていく「設定」です。
6ハウス: 労働、実務、健康、人助け など 他にも職場での協調性なんてのもあります
アセンダントへクインデチレ
クインデチレというアスペクトは「○○ねばならない…というような、一種の強迫観点的な色を帯び、強い動機づけ、決意、執着にも繋がるニュアンスを持つアスペクト。
これが私の魂の持つ「傾向」なのかもしれないと思ったのです。
というより、魂の持つ「癖」「パターン」を表しているように感じたのです!
アスペクトやサインが示す配置は、転生を繰り返しながら今の時点ではマイナス方面へ傾いてしまっているものを、プラス方面へ昇華していくことを、魂は目的に持っているのだと思うのです。
私の場合
この魚座の金星は、自己犠牲的な人間関係として発揮されていました。
また、そこから感じたことは、
母としての役割意識に縛られている自分
娘に良い母だと思われたいと思っている自分、
時間があるのに送り迎えをしないことは罪悪感を感じてしまう…罪悪感からせっせと送り迎えをしている自分、
あーーーー、罪悪感…か…
と納得でした。
でもね、私はモヤモヤしてる。
モヤモヤしてるってことは本来の自分は、それはやりたくないのだと!
それをやり続けているとエネルギーが下がってしまう(本当はやりたくないこと、自分に課しているのだもの!)
それは自分を大事に扱っていないよね…
じゃあ、本当はどうしたいの?
送り迎えをしたくない!
自分の時間は自分に使いたい!
送り迎え、やらない。って決めよう!
このことを娘に伝えよう!と思っていた矢先に、
たまたま翌日が娘の通院日で、主治医の先生が、
「前の時間の患者さんね、おじさんなんだけどね、手術の後に仕事を優先してしまってリハビリや歩くことに時間を割かなかったこと、それを優先にしなかったこと、今は本当に後悔していますよ…って、言ってたよ。」って娘に言ったのです。
娘は先生が歩きなさいと言い続けていた意味が、やっと腑に落ちたらしいのです。
で、自然と送り迎えが消滅しました。
それからしばらくタイムラグがありましたが、
今(2020年秋の終わりごろ)、
自分の楽しみが急激に広がっていてワクワクしてきています!
新たな自分の楽しみ、新たな人間関係が出来始めていて魚座金星を6ハウスで楽しんでいく具体的な動きが始まろうとしています。
自然とそうなってきたのですよね。そういう流れが向こうからやってきたという感じなのです。
これもね!
前回の冥王星、これにも当てはまるのかもな…と思いますが、力づくで自分からえいやっと行動する癖もあったのですよ(汗)
自然な流れが来るのをゆったりと待つ。
ことの意味が体感して理解出来ました。
これが自分との向き合いで浮上した、2つ目のエピソード。
次回もまた違うエピソード、ご紹介したいと思います!